ウズベクと日本 ほうき-supurgi
箒(ほうき)から見えるちょっとした文化の違い
日本では、箒を渡すときどうやって渡しますか?
私の経験から、日本では箒を渡すとき、柄をもって相手に直接渡します。
大体の場合、教室の掃除は自分たちでします。
海外の場合は自分で掃除をしない人が多いと聞いたことがあるかもしれません。
学生たちが自分で掃除をしています。
清掃員さんは雇っていません。
使うのは 箒(ほうき)- supurgi です。
こちらはSamarqand Safarのおじいさん。
ホテルでも、自分で掃除しているんですかね...?
日本の箒と少し違いますが、かわいらしい箒。
ウズベキスタンでは箒を渡すときに気をつけることがあります。
箒は、床に落とします。
箒を、直接人に渡してはいけません。
この地面に倒されて置かれた箒。
ここにウズベクの文化が表れています。
箒を使いたい人が自発的に落ちている箒を手に取る。
これが箒の「渡し方」です。
つまり渡しません。
手渡しは、
「お前が掃除しろ」
の意味になるため、しないんだそう。
ウズベキスタンで地面に置かれた箒には
文化が隠されていました。